1994年、シベリアの実業家ウラジーミル・メグレがオビ河の通商で神秘的な女性アナスタシアと出会い、タイガの森奥深くで3日間をともに過ごす。常識を根幹から覆すアナスタシアの話に、生き方や価値観、人間の存在意義が著者の中で大きく揺らぎ始める。
その内容を本にまとめ出版する約束を交わし町に戻るが、会社は倒産、家族とも絶縁状態に。自殺寸前まで追いやられるが、本は好意により自費出版され、口コミによって瞬く間に広がった。
アナスタシアとの間に生まれた息子に会いに再びタイガを訪れたウラジーミルは、アナスタシアの拉致未遂、輪廻転生、運命、教育そして愛の空間について知ることになる。
そして、シリーズの核心とも言われる本書では、天地創造、永久の命の輝き、祖国について、アナスタシアの口から語られる・・・。
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